管理人のひとみです。
今日はオイル美容について調べてみました。
わたしも数年前まで、オイルを塗っていました。
でも、『オイルは塗らない方がいいよ』と聞いてやめました。
オイルを塗るよりもお肌が荒れている時は、とにかく水分を補給するのがいいみたい。
乾燥してお肌が荒れているときのお手入れについてまとめてみますね。
オイルを使うとお肌が乾燥する
えっ?そうなの?と思った方多いのでは?
わたしも、オイルを塗ると実際しっとりするような気がしてずっと使っていたんです。
でも、なぜオイルを使うと乾燥するのか?ということを調べてみました。
理由を知るとなるほど〜と納得。
皮膚の構造からみてみましょう。
皮膚の表面の角質層には水分を保つために
- 天然保湿因子(NMF)・・・保湿物質
- 細胞間脂質・・・・・・・・角質細胞同士をつなぐ物質
この2つがしっかり水分量を含んでいるとお肌がしっとりとして良い状態です。
角質層が綺麗に整っている状態。
反対に荒れたお肌は、角質層が乾燥してめくれています=水分量が保てていない状態。
かさついているのはバリア機能が失われ、角質層が潤っていないために肌荒れが起こっているということなんですね。
なるほど〜。
お肌の水分が不足している状態なので水分(保湿成分)を補給してあげるのが一番重要というわけなのね。
お肌の保湿はどんなものを選ぶといい?
お肌が荒れて乾燥している時には、クリームやオイルなどを塗ってしまいがちなのですが、これが本当はNGなんです。
お肌が乾燥しているのは、水分量が足りていないから。
油分ではなく水分で保湿するが良いのです。
具体的には、セラミドやヒアルロン酸配合の美容液を使うとベスト。
乾燥しがちな目元や口元には少量の油分を補給しても構いません。
油分は少量というのがポイント!たくさんつけすぎないこと。
油が肌のバリア層を傷つける
油を肌につけると、毛穴に入り油が酸化し炎症を起こすことがあります。
天ぷら油も空気に触れると酸化しますよね。
お肌の上でも同じことが起こるということ。
その酸化した油が変性(過酸化脂質に変化)し、お肌の組織を傷つけます。
油分が多すぎるとお肌に雑菌がつきやすくなりニキビの原因にも。
油分が多い状態が毎日続くことでシミになったり、色々な肌のトラブルがおこるんです。
皮膚が傷つくと何がおこるの?
傷ついた皮膚組織を守るためにメラノサイト(色素細胞)がメラニンを作ります。
メラニンが作られるとお肌に何が起こるのかというと・・・
- 肌のくすみ
- 黒ズミ
- シミ
そう、お肌がくすんでくるということなの。
クリームはどう選ぶ?
乳液やクリームは大丈夫なのでしょうか?
やはり乳液やクリームも油分の多いものは避けた方が無難です。
こってりとしたクリームもオイル同様に過剰な油分としてお肌に残ってしまうことがあります。
そのお肌に残った油分がニキビや吹き出物の原因になったり、
残った油分が酸化して皮膚に刺激を与えて皮膚トラブルを起こしたりします。
試供品などをお肌につけてみてヌルヌルが長く続くものは油分が多すぎのもの。
サラサラとした付け心地の良いものを選ぶと良いですね。
クリーム類には油分の他にも界面活性剤が含まれているので注意です。
まとめ
お肌が乾燥している時は、水分が不足しています。
オイルを塗るのではなくセラミドやヒアルロン酸など保湿効果の高い成分の入った化粧品でお肌の潤いを取り戻しましょう。
オイルを使うときはほんの少量にとどめるようにすると、毛穴にオイルが落ち込んでしまうこともありません。
1に保湿、2に保湿ですよ〜。