敏感肌のひとみです。

敏感肌さんの化粧品選び。
どういう基準で選んでいますか？

無添加・自然派・敏感肌用ということで選んでいませんか？

無添加・自然派・敏感肌用の化粧品が本当にお肌に優しいとは限りませんのでご注意を。

敏感肌さんが１０人いたら１０人違うものにアレルギーを持っているということも。
絶対に安心して使えるということではありません。

敏感肌用の化粧品はアレルギーを起こしやすい成分を入れていないか使っていても微量ということなんです。

よーく中身を確認してから購入しましょう。

 

化粧品の配合成分をしっかり確認

敏感肌さんが反応するのは、パラベンと香料・色素などが多いです。

今はどんどん化粧品がお肌に浸透するような高機能なものが作られています。

まず、こういった浸透するタイプの化粧品は避けるべきです。

お肌のバリアを壊してお肌の中に入ってくるものなので、お肌がもともと弱い人にはとても刺激になってしまいます。

反対にお肌がもともと強い人というのもいるので、そういう人が使っても問題は起こらないのでしょう。

 

防腐剤（パラベン）

防腐剤が本当に悪いのか？というとそうでもありません。
パラベンは長い間使われてきたもので、一部の人にアレルギー反応が起こるだけでほとんどの人には問題のない成分です。

お化粧品を腐らせないためにも特にパラベンアレルギーがない人は防腐剤を毛嫌いしないほうがいいと思います。

パラベンなどの防腐剤が入っていないものは、パラベンに変わる防腐作用のある植物エキスなどが配合されていることがあります。

防腐剤として使われているフェノキシエタノールも稀にアレルギー反応を起こすことがあるそうです。

 

植物香料

植物にもアレルギーがありますから化粧品を買う時には何が使われているのかよーくチェックしましょう。

化粧品に使われている香料には植物を使っていることが多いです。
植物アレルギーのある人は要注意。

植物を育てる環境や農薬を使っているかまで遡ることはなかなか難しいですから、配合されている成分以外に何かしら含まれる可能性は否めません。

自分が何のアレルギーを持っているのかがわかっていると良いのですが、特定するのは自分では難しいので皮膚科などでアレルギーチェックをしてもらうのがおすすめ。

病院に行くまでもないと思うなら、自分で新しい化粧品を使う時にはパッチテストをして確認しましょう。

 

＊天然香料と合成香料の違い

どちらがお肌のアレルギーが起こりやすいと思いますか？

それは、天然香料。

えっ？合成香料じゃ無いの？と思いましたよね。

天然香料とは、植物から抽出した芳香成分。
数百もの物質が含まれている複合体なんです。

たくさんの物質が入っているためアレルギーが起こる可能性も多くなるというわけ。

 

天然香料に対して合成香料というのは、植物が持っている芳香成分から特定の物質を取り出して合成させたひとつの物質です。

簡単にいうと、合成香料は天然香料から取り出したひとつの物質なのでアレルギーが起こりにくいということなんです。

なんとなく天然香料の方が良さそうと思っていたけれど、シンプルな合成香料の方が安全度が高いってことね。

これからの化粧品選びに役立ちそうです。

 

植物エキス

よく化粧品の配合に「○○エキス」と書かれていることがありますね。

これは植物の芳香成分とその他の成分を抽出したものをエタノールやBG（ブチレングリコール）などの溶剤で薄めたものなんです。

成分が薄まっている分刺激も少ないですが、お肌に対する効果も少なめ。

ただし、たくさんの「○○エキス」が含まれているものは溶剤も多くなるため、敏感肌さんには刺激になることもあります。

「○○エキス」がたくさん含まれているものも避けた方が良いでしょう。

 

敏感肌さんの化粧品選びまとめ

無添加や自然派、オーガニックなど耳障りの良い言葉が並んだ化粧品。

オーガニック化粧品として売られていても日本では認定する機関はありません。
ご注意を。

購入する前に、成分を要チェックですよ。

香料は何を使っているのか、「○○エキス」などズラリと並んでいないかなどを確認しましょう。

 

〜私の経験から〜

以前良さそうだからと使ってみたキールズの化粧品。
ここの化粧品は天然由来成分を配合したスキンケアが売りなんですね。

私には刺激が強すぎたのかお肌がピリピリ、赤くなってしまいました。

個人の感想です。
参考までに。