敏感肌で悩むひとみです。
洗顔料はどのように選んでいますか?
化粧を落とすクレンジングや洗顔料。
なんとなくパッケージなどで選んでいませんか?
敏感肌の人が脱脂力の強い洗顔料を使うとお肌に刺激が強すぎて
肌荒れの原因になります。
どのような洗顔料がお肌に優しいのかをまとめてみますね。
洗顔料を選ぶときの参考になれば嬉しいです。
敏感肌さんのクレンジング剤の選び方
まずは低刺激のものを選びましょう。
オイルタイプでもミルクタイプでも構いません。
界面活性剤や乳化剤の種類や配合量によって刺激の強さが変わってきます。
配合量はわかりにくいと思いますので界面活性剤や乳化剤の種類で選ぶと良いでしょう。
刺激が少ないものは、合成界面活性剤や乳化剤が多く使われていないもの。
配合されている成分をよくみて購入しましょう。
また、実際に使ってみた感じも大事です。
お肌に合う、合わないなども個人個人により違います。
サンプルがあれば一度お試ししてみて確認しましょう。
*無水コールドクリーム
お肌への優しさナンバーワンは無水コールドクリーム。
無水コールドクリームのテクスチャーは少し硬め。
お肌につけてなじませるのに少々手こずった経験あり。
ティッシュで拭き取るもなかなか拭き取れないし、肌への刺激が気になりました。
さらにホットタオルで拭き取る手間が大変。
お肌に優しいのはとてもいいのだけど・・・。
わたしは、数回でやめてしまいました。
(成分)
- セリン(保湿・バリア改善・美白)
- ミネラルオイル(エモリエント)
- セレシン(感触改善)
- (ベヘン酸/エイコサンニ酸)グリセリル(高級脂肪酸)
- トコフェロール(酸化防止)
*クリーム・ミルクタイプ
コールドクリームの次に優しい洗浄力のミルク・クリームタイプ。
クレンジング力はかなり低いので綺麗に落ち切らないことも。
クリームタイプを使ったことがありますが、これもメイクがしっかりと落とせない感じがしました。
油分が少しお肌に残る感じ。
これがわたしはどうも苦手です。
使ってみたのは草花木果のメイク落としクリーム
(成分)
- パルミチン酸エチルヘキシル(エモリエント)
- 水
- イソノナン酸イソトリデシル(ベース、エモリエント)
- ステアリン酸ポリグリセリル-10(非イオン性界面活性剤、乳化剤)
- イソステアリン酸PEG-6(非イオン界面活性剤)
- ジカプリリルエーテル(油剤、エモリエント)
- ユズ果実エキス
- コメ胚芽油
- ソメイヨシノ葉エキス
- 温泉水
- サフラワー油
- ショウガ根茎エキス
- ポリクオタニウム-61(水溶性の高分子ポリマー)
- 水溶性コラーゲン
- ステアリン酸グリセリル(SE)(アニオン界面活性剤)
- ラウロイルメチルタウリンNa(アミノ酸系界面活性剤)
- エチルヘキシルグリセリン(保湿、抗菌剤)
- ポリアミノプロピルビグアニド(防腐剤)
- BG(保湿、抗菌剤)
- グリセリン(保湿剤)
- フェノキシエタノール(防腐)
- 香料
*ウォータータイプ
ウォータータイプのクレンジングは簡単にサッと拭き取るだけでメイクが落とせるというのが良い。
使ったものはお肌への刺激もさほど感じませんでしたが、
続けて使うのはお肌によくなさそうだと感じたので数回でやめました。
使ってみたのはチャコットのクレンジングウォーター
(成分)
- 水
- DPG・PEG-6(カプリル/カプリン酸)グリセリル(保湿)
- ローズマリー葉エキス
- カミツレ花エキス
- アロエベラ葉エキス
- アラントイン(角質細胞増殖促進による創傷治癒作用)
- 酸化銀
- フィチン酸(酸化防止・皮脂腺細胞分化抑制による皮脂抑制作用)
- アルギニン(保湿・バリア改善作用)
- クエン酸(pH調整・収斂作用)
- クエン酸Na(酸化防止・キレート剤)
- フェノキシエタノール(防腐剤)
- BG(保湿)
- カワラヨモギ花エキス
- チョウジエキス
- カプリル酸グリセリル(多価アルコール脂肪酸エステル、エモリエント)
*オイルタイプ
オイルタイプは合成界面活性剤が使われていないものがお肌に優しいです。
オイルタイプを購入する際は、マカデミアナッツなどの天然オイルを使っているものかどうか、保湿成分なども要チェックです。
色々調べていてかずのすけプロデュースのオイルクレンジングが気になったので使ってみることにしました。
CeraVeil -Platinum Cleansing Oilは酸化の少ないマカデミアナッツを使ったクレンジングオイル剤です。
(成分)
- マカデミアナッツ油(エモリエント)
- トリイソステアリン酸PEG-20グリセリル(ノニオン界面活性剤)
- スクワラン(エモリエント)
- トリイソステアリン酸PEG-3グリセリル
- コメヌカ油(エモリエント・紫外線吸収)
- アルガニアスピノサ核油(エモリエント・抗老化)
- オリーブ果実油(エモリエント)
- アボカド油(エモリエント)
- トコフェロール(酸化防止)
ちょっと気になるノニオン界面活性剤を調べたところ、
分子量が大きいので通常使用において肌に浸透してバリア機能を破壊することはありませんとのこと。
これはおすすめです。
以前紹介した日本オリーブのオリーブキュアのクレンジングオイルもおすすめ。
刺激がなくメイクもスッキリ洗い流せました。
オリーブキュアのクレンジングオイルのブログ記事はこちらから見れます。
*オイルクレンジングする時に注意したいこと。
- なるべくお肌をこすらない
- お肌にのせる時間を1分以内にする
- お湯で乳化させる
メイクがお肌に残った状態はお肌を傷めます。
しっかり優しくメイクを落とせるものを使うのがおすすめ。
オイルタイプのクレンジングは素早く落とせるのが魅力。
クリームタイプに比べて、さっと落とせるのでお肌への負担が逆に軽いこともあります。
クレンジング剤の選び方まとめ
クレンジング選び悩みますね。
わたしは4つのタイプを使ってみました。
お肌の状態と洗い上がりの好みなどがあるので一概にこれがいいとはいえません。
しかし、乳化剤が多量に使われているものはお肌に刺激を与えることもあります。
お肌に優しいと言われる無水型コールドクリームを使ってみたことがありますが、油分がべったりで、なんども拭き取らなくてはいけなくて、かえってお肌に刺激を与えてしまったということもありました。
無水型コールドクリームは使い慣れるとお肌にも優しいのでおすすめです。
拭き取りタイプのクレンジング剤はどうしてもお肌をこするのでお肌を傷めるような気がしました。
色々使ってみた結果、スルッと流せるオイルタイプがわたし好み。
オイルクレンジングで洗ったあとのお肌の調子もいいです。
オイルタイプは内容成分の正しいものを選んで使うと安心です。
夏になると日焼け止めを塗るため、オイルクレンジングでしっかり落とすことにしています。メイクが残るお肌に悪いので。
ちなみに石鹸で落とせるファンデーションを使っている日は石鹸だけの洗顔です。
敏感肌の程度も人ぞれぞれですし、合うもの合わないものも人によって違います。
刺激を感じず使い心地の良いものを選ぶことが大事だと思います。
化粧品全般に言えることですが、成分が多ければ多いほどお肌には刺激になると言えます。
なるべく合成界面活性剤が使われていないものや乳化剤、エキス成分が少ないものがが敏感肌さんにはおすすめです。
乳化剤も界面活性剤です。
油性と水性のものを混ぜ合わせて性質を変える動きをもつ物質を界面活性剤、その中で乳化目的に使われるものを乳化剤と呼びます。
界面活性剤をもっと知りたいなら、化粧品成分オンラインで詳しく見ることができます。
わたしの個人的な感想です。
ご参考までに。